グローリア魔法科学学園

【名前】小南　冬華(ｺﾅﾐ ﾄｳｶ)

【性別】女性

【年齢】19

【学年】4年生

【寮】アメトリン

【性格】真面目、律儀を擬人化したような性格。他の人には緩い、優しく会話好き、世話好きな性格だが自分には厳しくあろうとするが恋愛に関しては潔癖なので落とすのに苦労するだろう。…その分落とせたのなら可愛らしい仕草や女性らしさ全開になるだろうが…ただし、キレた時はカメラを使って殴ると言う一麺を隠している。

【容姿】ピンク色の髪を肩まで伸ばしていて青色と灰色が混ざった暗めの瞳、時折団子結びにしていて服装は実験をする時は白衣、それ以外は水色のワンピースやシャツにカーディガン等の服装が多い。162cmでアメトリンの宝石はネックレスとして身に付けている。

【得意魔法】「シャッターチャンス」カメラで写した景色をカメラに収めて持ち歩く事が出来る。ただし、人間など生物は写り込んでいたとしても持ち込みが不可能、写真を写した場合その写真に写っている景色そのままを奪ってしまう。虹やマグマなど通常の手段では持ち運べない物も収容、発現させる事が可能になる。

【武器】護身用にハンマー、たまにカメラ自体を武器として使用する事も…

【名前】烏丸　梢(ｶﾗｽﾏ ｺｽﾞｴ)
【性別】女性
【年齢】26
【担当教科】魔法語学科

【性格】自分に対しては厳格な性格で少しのミスも許さないと言う真面目すぎる、何事も妥協しないを持っているが生徒に対しては自由に伸び伸びと育ってほしいと願っている。弟の事は良き相談相手として力になれたら良いなぁ…と思い日々接しているが届いている様子はない。
────だからなのかたまに逃避したくなってしまうと言う他の人には決して言えない一面を持っている。自分の自由、奪えるのなら奪ってみて?と言う女王のような面を持っている。

【容姿】翠色の肩まで伸ばした髪を後ろで束ねていて濃い橙色の瞳。ネクタイにパンツスーツ等スカートよりはシンプルな機能の服装を好んで着用していて、厳しい雰囲気を纏っている。

【得意魔法】「ナーサリーライム」童話がそのまま魔法になっている。代表的なのはこの3つ。
『3匹のこぶた』防御魔法。レンガの壁を何層にも積み上げて一切通さないようにしてしまう。ただし破壊魔法には弱い。
『シンデレラ』12時の魔法が過ぎるまで(砂時計が落ちきるまで)自分の能力を強化する魔法。
『不思議の国のアリス』ハートの兵隊、残酷な女王による裁き。そして不思議な薬によって身体が大きくなったり小さくなったりする。
この魔法の発動条件としてその絵本が燃やされたり濡れたりした場合は代わりを見つけるまで(自らがメモ帳に書き終えるまで)使えない(あくまで紙のため)と言う隙がかなり大きい魔法。

【武器】銀色のペンとチャクラムを所持している。

【名前】Lucina＝seeker( ルキナ＝シーカー )

｢僕には解らないな。ただ唇を合わせるだけの行為に、一体何の意味があるんだい？｣

【性別】女

【年齢】19/4年生

【寮】元トパーズ　現アメトリン

【容姿】混じりけのない純黒の艶髪。腰程まで長いそれをツインのお団子にしており、髪の一部はそのまま垂らしている。お洒落に興味無さそうな顔をしておきながら、髪には酷く気を使っているそう。近付けばシトラスのシャンプーの香りがするだろう。少々切れ長な黒瞳は常に眠たげと言うか、無感情気味に細められている。常にきちんと保湿、手入れをしているのか、ずぼらそうに見えてその桜色の唇はとても柔らかくて触り心地が良いのだとか。無香料のリップクリームを持参しているらしい。向かって右側の頬に黒子が1つある。身長は168cm、体重は60kg。ちなみに胸はかなり大きい。服装は大抵黒いキャミソールの上に大きめのオーバーオールを着ている。オーバーオールはショートパンツタイプの時もあれば足首あたりまである物も着る。オーバーオールの胸元には耳掛け式の保護ゴーグルを引っ提げていることが多い。腰辺りに茶色の大きいベルトを締め、ベルトポーチも合わせて着用している。サンダルみたいな指が露出した黒いブーツを履いている。私服も大体そんなんであり、滅多におしゃれすることはない。正装の時は着崩したりせずかっちり着るタイプ。寝巻きは白いキャミソールにホットパンツと言うラフ過ぎる格好。

アメトリンの宝石は髪ゴムの飾りとしてくっ付いている。トパーズの宝石は現在は自室の箱の中に保管している。

【性格】一言で言えば無。機械。まるで感情の機微に欠けた少女で、滅多に……と言うか、ほとんどその表情が動くことは無い。表情筋が死滅している。笑えと言われても黙りこくるだけで微動だにしない。本人曰く、「これで笑っているつもりだった」らしい。表情筋も死滅していれば喜怒哀楽全ての感情が欠落している。唯一彼女を突き動かしているのは飽くことない探究心と何でもいいから物を創りたいと言う欲求であり、暇さえあれば誰かにあれこれ質問したり発明に没頭している。科学者、と言うか発明者としての才能に優れており、薬から機械までジャンルを問わず作れるようだ。勿論、世紀の大発明！と言うものは未だ作れたことはなく、彼女考案の発明品は大抵どっかに欠陥がある問題品なのだが。既存の物(車とか掃除機とか)なら普通に組み立てて作れるので、何か頼まれたら快く作ってくれるそうだ。感情が欠落している為にどんな失敗をしても折れないめげない挫けない。それどころか全く気にせず次の発明に取り掛かるので、彼女に振り回されるアメトリン及びトパーズ生徒は多々いるらしい。
また、彼女はキス魔である。もう一度言う、キス魔である。事ある毎に脈絡も無くキスをかますことで有名である。特に相手に元気がない時や何かしらのお礼をする時に、誰彼構わずキスすることが多い。見目だけは良いから一部人間には大変好まれているが、当然彼女の悪癖を毛嫌いする者も多い。彼女は記憶力が相当良いので、1度「やめてくれ」と言ってきた者には“基本”その人にはもうしない。何故そんなに人とキスをしたがるのか、と聞けば、「人は口付けが好きなんだろう」と言う答えが返ってくる。全くもって意味不明である。ルキナはキスとは幸福な気持ちになれる愛情行為であると認識しており、「特定の誰かとだけキスをする」と言う気持ちは彼女にとって理解不能らしい。感情が欠落している為に、愛だ恋だ独占欲だなんだのとかが分からないのだろう。なお、ルキナ自身は「僕はキスをすることで幸福な気持ちと言うのを感じたことは無いのだが」と言っている。何でやねん。
頼まれたら何でもやる。死んでくれとか犯罪行為とか暴力行為でもない限りほいほい受け入れる。決して彼女自身が頼み事を断りづらいという性格をしている訳もなく、「人助けは良いことだろう」「何を頼むのか興味がある」「やって見て損は無い」等、あくまで自分の意志で引き受けているようだ。……なんでも引き受ける姿勢に彼女の感情が欠落していると言うか、あまり自分自身を大切しない様子がよく表れている。せめて暴力行為を受け入れないだけマシなのかもしれないが。

【得意魔法】

『maintenance k』

元は回復魔法の1種。身体の不調を治したり、または最高の状態に整えたりすることができる魔法だった。例えばちょっと頭痛いな〜、という時でもこの魔法を使えば頭痛が治ったり、「普通の体調」から「すこぶるいい体調」にできる魔法である。言うなれば万能エナジードリンクみたいなものだ。ただし、ルキナの場合この魔法は「キス」することで発動する。何故かは知らないがキスをしないと行使出来ない。逆に言えば、キスした時は必ずこの魔法の効果が出てしまう。キスする場所は相手のおでこでも頬でもどこでも良いのだが、ルキナ曰く「唇同士が1番効率がいい」らしい。「唇は粘膜の一種だからより魔力の伝導率が良いんじゃないかな」というのがルキナの仮説である。
なお、この魔法を繰り返す使う度(一度に10回とか)、今度はルキナの方が不調を来すため濫用は厳禁である。

【武器】その時の気分で発明品を持っていく。後はレンチや金槌を振り回す。意外に乱暴

【好き】発明　探求　塩野菜らーめん

【嫌い】髪を乱暴に扱ってくる人　こってり系らーめん

【備考】発明者の両親も大体彼女と同じような感じらしい。キス魔なのは彼女だけだが。親子仲は決して悪い訳では無いが、とても冷めた関係である。学園に入ってから1度も親とは連絡を取っていない。彼女が発明の道に入ったのは僅か8歳くらいの話だとか。
キス癖と、頼まれたら何でもやる、というスタンスのせいで悪い噂が絶えないが、 本人はこれっぽっちも気にしていない。当然今の所恋人なんて言う存在は皆無。
容姿にちっとも気を使わない癖に、何故か髪だけはやたら大事にしている。その理由には彼女の友人───『らぶりぃ』という“友達”の存在があるらしい。性別はおろかどこにいるかさえも不明なのだが、よくルキナ自身の口から度々出てくる名前である。


【SV】｢僕の名前はルキナ、ルキナ＝シーカー。何か必要な物があれば遠慮なく言ってくれて構わない、できる限り要望に沿った物を創ろう｣｢頼み事かい、良いよ。僕にできることならなんでもやってあげよう。但し現実的なもので頼むよ｣「…………」「そう。やめろと言うならやめるよ。すまなかったね」「愛、恋、好き、僕にはその単語の意味が分からない。誤解しないで欲しいが、それを馬鹿にしている訳でもないし、否定している訳でもない」「誰とキスしても構わないという人は、大抵“その先”の関係も求めて来るの。先を望んでいる時点で、誰でもいい訳ではなさそうなんだけど。申し訳ないが、僕は恋人とか何とかと言われても分からないから、全部お断りしてるんだ」「すまない、その液体には触らない方がいい。ただの栄養ドリンクのつもりだったんだけど、触れると1時間笑いが止まらなくなる」「……ん。ありがとう、試作に付き合ってくれて助かったよ。……何故震えて硬直しているんだい？」「君にとっても“口付け”とはその程度のものなのかい。僕にも解らないの。“口付け”は“口付け”でしかないのに、何故人は特定の人とだけ行うことにそこまで執着するんだろう」「すまない、そう何度も口付けを繰り返したら流石に疲れる。無意識に魔法を使ってしまっているから。もし僕が気を失ってしまったらその辺に放置してくれて構わないよ」


関係募集：関係募集掲示板にて記載

【名前】咲 万旋(ｼｬｵ ﾜﾝｼｪﾝ)
【性別】男
【年齢】20
【学年】5年
【寮】アメトリン寮
【性格】
話に聞くと大分傲慢というか、我が儘というか、無茶振りを強いてくる性格らしい。
また飄々としているとか、そんな軽くも動じない性質を持っており、その一方で柔軟な思考を努めるなどしているらしい。

【容姿】
人前に出る際には黒子めいた余裕のある和装をしており、体型はあまり見えない。また、頭に関しても黒子頭巾を被っているため、顔に関しても日頃は明かすことがない。この時の宝石は印籠みたいに持ち歩いているとか。
さらに中身の顔は包帯巻いて片眼を隠し、黄緑色の目をして、黒い髪を伸ばし後ろ高くで一つに結っている。
というのも趣味用の姿で、実際の顔は黒目を細め、黒でありながらも髪を短く留めてある。

【得意魔法】
物を超物理的に移す魔法。
近くの非生物をどこか任意の場所に瞬間移動させる魔法。
生物を移動させようとした場合何らかの原因で生命活動を停止した状態で現れる。
また、移動させるにも移動させる物体と移動先の空間が安静である必要があり、例えば
物が動き回ってたりすると変な風に捻れたり、構成するパーツが空間的に重なって出てきたりする。
移動先の空間に何か物があったりしても、移動してきたものがえぐい弾かれ方したり二つのものが融合したりして大変なことになる。
ついでに1kgぐらい以上の物を移動させようとするのも不安定で、水を入れたボトルとかは捻れて移動したりする。

【備考】
学園内のお人好しだったりする生徒、もとい便利屋を称する生徒に対する依頼斡旋者の元締めにあたる。つまりは校内の人間の悩みの有料受け口の一つであり、もの探しや探偵の真似事など色々な悩みを引き受けている。
御法度なのは傷害や暴行を目的としたものだが、過程は担当者各個人の裁量に任せており、依頼の完遂以外には責任を負うつもりは無い模様。
ただ個人的な趣味かもわからないが萬仕事の斡旋者という事実を伏せて活動しており、外部から見ては正体不明の存在である。
だいたい各寮に1人ぐらい、依頼の受領と斡旋を行う｢友達｣がいる。
報酬の分け方は
彼3:友達3:達成者4ぐらい。

【名前】Maristella＝Meltly( マリステラ＝メルトリィ )

「わたくしがこの学園に来た理由？やあだ、特に理由なんてなくってよ。ただ、強く、堅い意志を持つ人間がいる所なら、何処でも良かったの」

【性別】女

【年齢】24

【担当教科】非常勤講師/政治学、心理学(その他社会科目全般)

【寮】グローリア出身でない為無し

【性格】
一言で表すなら繊細優美。常に穏やかで落ち着いており、誰に対しても優しく丁寧な口調と振る舞いで接する。柔らかな微笑みを湛えるその姿はまるで白百合のように優美だとは専らの噂である。ただ、マリステラは学園では不足しがちな魔法以外のことを教える為に週に何回程しか来校していないから、生徒達が彼女と関わる機会はそう多くは無いのだが。
担当科目は政治学及び心理学。その他齧った程度ではあるが、社会科目全般教えることもできるようだ。グローリアの出身では無いものの、魔法関連の科目も問題無く理解しているようで、彼女の才女ぶりがよく現れている。もし彼女を見かけて声を掛けたのなら、どの教科についても快く教えてくれるだろう。勿論、「ちょっと知っているだけのわたくしではなくて、きちんと担当の先生の方に教えてもらわなくては駄目よ」と苦笑交じりに諭されてしまうけど。
基本的に頼まれたら快く引き受けるだろう。誰に対しても優しく、人によって態度を変えることはそう多くは無い。生徒でも歳上でも歳下でも、皆平等に、丁寧で礼儀正しい態度で応じる。ただ、自身のことを語ることは多くない。人と関わる時は大抵何かを教えているか、相手の話を聞いているかのみであり、彼女の私生活は不明である。決して影が薄い訳ではないはずなのに、普段の人々の意識に彼女の姿が浮かぶことはあまり無い。限りなく聡明、温厚、優しい彼女は多くの人から好かれるけれども、その分「何を考えているのか分からない」「誰を相手にしても態度が変わらなすぎて壁を感じる」など、気味悪く思われてしまうことはあるようだ。彼女は常に人と自分との間に一線を引いているのである。


優しく穏やか。絵に描いたような才女。
ただし、彼女の“本性”はそうではない。


彼女は、人の怯える姿が好きである。人の泣き顔が好きである。絶望した姿が、大好きである。
弱い心の持ち主も、弱い心を隠そうとする哀れな人間も、はたまた強く、堅く、気丈な心の持ち主も。例えどんな人が相手でも、マリステラは優しい微笑みを浮かべながら、彼らの心をどろどろに溶かして、爛れさせ、踏み躙るだろう。その人が大事にしていることを壊してしまい、築いた心の防壁を溶かしてしまい、相手の深層に土足で踏み込んで彼女は笑うのだ。何故そんなことをするのか、なんて理由はどこにも無い。一つだけ言えることがあるとするならば、

「ただ、そうするのが好きだから」

たった、それだけの話である。

【容姿】柔らかい色合いの栗毛。毎日丁寧に櫛で整えているのか、絹のように触り心地の良いさらさらの髪である。髪は背中の中程まで伸ばしており、結ったり編んだりすることはあまり無い。髪色と同じ色の長くてふさふさな睫毛に縁取られた瞳は、アクアマリンのような爽やかな青色。肌はきめ細やかで、日焼けしていないかのように白色である。身長は167cmだが、ブーツのヒールで+3cmである。体重は58kg。触れたら折れてしまいそうな、そんな華奢な体躯である。基本的に長袖のトップスにロングスカート、ゆったりとしたストール、黒いタイツ、焦げ茶の編み上げブーツを履いているから、その落ち着いた雰囲気と微笑みも相俟って深窓の令嬢のように見えるだろう。清楚でシックな感じの服を好んで着る。夏でも首から上、手首から指先以外の肌を露出することが無く酷く暑そうに見えるが、涼しい顔して汗ひとつかかない。常に微笑みを浮かべている彼女だが、怒ったり泣いたり怯えたり等のその他の感情を表情に出すことは無い。

彼女が肌を出したがらないのには理由がある。それは露出していない箇所の皮膚が酷く“爛れて”しまっているからだ。血が滲んだりぐずくずになってしまったりはしていないから、あくまで昔の傷痕だろう。ただ、顔と手と首以外の全身がびっしりと爛れた姿は気持ち悪い、と言いざるを得ない。酷い時は実際にぐずぐずと溶けだしてしまうようで、常にこっそり包帯を持ち歩いている。彼女は「この傷跡は消えないし、消してはならないの」と笑っており、治す気は無さそうだ。どうやら彼女の得意魔法の副作用のようだが……
なお、彼女の傷痕を知る者はこの学園のどこにもいないのだそう。

【得意魔法】

『fondre Fées ( 爛れた妖精 )』/至極簡単に言えば、これはあらゆる物を｢溶かす｣魔法である。氷でも鋼でもはたまた炎のような形を伴わない物でも、あらゆる物を溶かして腐らせてしまう魔法。溶かしたい物に触れた時間分だけ溶かすことができるが、触れた時に相手に流し込む魔力量を増やせば、触れてなくても遅延効果で溶かすことが出来る。条件は｢なるべく触れる｣のみ。

また、これは目に見える物以外も溶かすことが出来る。例えば｢心｣とか。胸に秘めた想いだとか、決意だとか、確固たる意思とか。他人を阻むような心の壁も、自分自身についた嘘も、折れない強い心も。相手を精神的に脆くさせ、恐怖心や怨恨、欲望だとか、そういう｢人には言えないこと｣とか｢心の奥底に蓋をして隠した物｣、｢本音や本性｣を引きずりだすことができるのだ。
マリステラはあらゆる意志、嘘という障壁を全てをぐずぐずに溶かし、易々と相手の心の奥底にまで踏み込めるのである。
なお、この魔法が精神にも作用することはメルトリィ家以外には知られていない。

また、この魔法は時たま魔力が制御出来ず、彼女の皮膚自体を爛れさせてしまうようだ。


上記以外の魔法もある程度応用できるくらいには扱えるらしい。特に火属性の魔法が得意。ただ、水・氷属性の魔法と治癒系の魔法は苦手らしい

【武器】レイピア。普段は魔法のみで扱うことはほとんどないが、かなりの達人なのだそう

【好き】桃全般(特にピーチティーと桃のタルト)　読書　　静かな場所　妹

【嫌い】不明

【備考】非常勤講師かつ人に自分のことを語らない為ほとんど知られていないが、彼女の実家“メルトリィ家”は魔法の名家である。マリステラは現当主の娘で長女。メルトリィ家は普段社交界にほとんど出てこない為、一般的に広く知られてはいない。だが一部界隈ではそれなりに有名である。それも悪い方向で。彼女の実家は中世あたりの時代から尋問を得意とする家として名を馳せており、ひとたび敵勢力の人間を捕まえたら魔法を駆使して拷問し、詰問し、情報を吐かせ、その情報を他の勢力に売り飛ばしていたと言う悪名高い家である。今現在では鳴りを潜めているものの、やはり陰湿なその性格は今でも引き継がれているらしく、珍しく社交の場に出てきたら酷く切れ味のある毒を吐き、極めて評判が悪い。もし彼女に家のことを問い質しても、｢そうね｣と緩く微笑んで肯定するだけで、訂正も弁解も何もすることは無いだろう。
実家は学園より遠い所にある為、現在は西町の中心部を外れた場所にひっそりと建っている小さな家を買い取って、そこに暮らしているようだ。なお、そこは幽霊屋敷として噂されていた場所であり、現在もマリステラが住んでるとは知らない人達が｢誰もいないはずなのに物音がした｣｢火の玉が見えた！｣など、好き勝手に噂されていたりする。なお、良家の娘でありながら家政婦は1人も雇っておらず、一人暮らしのようだ。

家族構成は父が1人、兄が1人、弟が1人、妹が2人。母親はある日を境に｢心神喪失｣になってしまったそうで、今は遠く離れた彼女の実家で静養しているらしい。

なお、妹の1人が学園に在学しているらしい。タイプが違い過ぎる上に2人が人前で会話することはほとんどないから知られていないが、聡い者なら彼女達の―関係性に気付くだろう。

【SV】「わたくしの名前はマリステラ。この学園の非常勤講師を勤めさせて頂いているの。担当教科は政治学と、心理学。ふふ、どうか宜しくお願いしますわ」｢次の試験対策に付き合って欲しい……？ふふ、わたくしで良いのなら、喜んで。どこを教えたらいいのかしら｣｢あっ……と……　駄目よ、廊下を走っては。転びでもしたら、その可愛い貴方の顔に傷がついてしまうかもしれなくってよ。……ふふ、ちゃんと返事ができて良い子。足元には気をつけるのよ｣「わたくしに頼み事？ええ、何かしら。わたくしにできることなら、何でも」｢……そう。ごめんなさいね、わたくしは貴方の想いに答えることは出来ないわ。その上で、｢有難う｣と言わせて頂戴｣



「嘘の言葉に、何の意味があって？｣

｢塵芥にもなり得ない言葉で自分を塗り固めて、ああ。貴方は本当に救えない塵芥だったのね。やあだ、そんな気持ちの悪い笑みを張り付けなくて良くってよ。気分を害したなら、昔のように睨めつけてもらって構わないのよ。だって、わたくしはそんな貴方がだあいすきだったのだから。ね、“リミュル”」

｢ご存知？何故わたくし達が、【爛れた妖精】と呼ばれているのか。それはわたくし達自身が、ぐずぐずに溶けて、蕩けて、腐っているからよ。父も、母も、兄も、妹も、そしてわたくしも｣

｢可哀想な子。心に蓋をして、蝕むような劣等感も、恐怖心も、嫉妬も。全部全部隠してきたのね。ああ、可哀想。溶けて腐った貴方の心は随分酷い色をしているのね。けど、心配しなくて良くってよ。わたくしはそんな貴方の姿が、好きなのだから｣

｢……驚いた？気味の悪い姿を見せて申し訳ないわ。もうわたくしの身体は、このように腐ってしまっているの。勿論この心も。もうわたくしに、“女”としての価値は無いのかもしれないわね。……やあだ、そんな顔をしないで頂戴。別にいいのよ、誰か素敵な人と恋をして、結婚して、幸せな家庭を築くなんて。あの家に生まれ落ちた時点で、諦めているわ｣

【 名前 】徐 翠風（ ｼｭ ﾂｲﾌｧ ）
【 性別 】女
【 年齢 】17
【 学年 】1年生（留年）
【 寮 】エメラルド寮

【 性格 】いつも穏やかでふんわりとした女の子。所作は淑やかで慎ましく、その姿はレディーと形容しても過言じゃないほど。ただし、可愛くて虫も殺せないような子だと思ったら大間違い。悪口みたいなはしたないことは、丁寧にオブラートに包んで渡しましょう。サボり癖がある訳では無いが、努力したりするのは苦手。ロマンチストでどこか厭世的な思考を持つ。

【 容姿 】さらりとした亜麻色の髪。セミロングほどの長さでハーフツインに。側頭部の髪が長く、邪魔にならないよう緩く留めている。前髪は向かって右側に流している。ターコイズの瞳は、実は姉よりちょっと明るめ。右頬に大きな傷跡があり、本人曰く「レイと姉妹であることの証」だそう。身長は152cm。左耳には姉の持つピアスの片割れを着けている。全体的に華奢で血行が悪い。エメラルドの宝石はチョーカーとして首元彩る。／ 規定の制服をちゃんと着こなしている。スカートの丈は膝上でサスペンダーを装着。ニーハイソックスもお忘れなく。焦げ茶色のローファーはふたりのお気に入り。

【 得意魔法 】風魔法。竜巻を発生させるような大規模なものが得意。逆にかまいたちを起こすといった一点に集中させるような繊細な扱いは苦手。


『 非凡的回报 』
自分が受けた不利益となるもの（攻撃、呪い、痛みetc.）を、依代となる物体を介して相手へと” お返し ”する魔法。あくまでマイナスとなるものしか出来ない。故に、治癒魔法など利益となるようなものをお返ししようとしても魔法が発動しない。
依代は材質を問わず、人型を模していれば何でもよい。発動するためには、対象の体の一部が必要であったり、受けてから24時間以上経過した不利益については効果がない。

＿＿＿＿あなたにとびっきりのお返しを。

【 SV 】「徐 翠風。どうぞよろしくお願いしますね。」
「争い事は好まない平和主義なの。だから、みんな仲良く、ね？」
「ふぅん。私ね、面白い話をしてくれる人が好きだなあ。ねぇ、キミのお話はどっちだと思う？…………はい、もう1回どーぞ。」
「レイ？うん、私のお姉ちゃん。ちょこっと冷たいけど、実は恥ずかしがり屋なんだよ。」
「お姫様も王子様も、おとぎ話の中の夢って知ってるよ。でも、きらきらしてて憧れちゃうよね。」

「　レイは私がいなきゃ生きていけないの。可哀想なお姉ちゃんでしょう？　」

【 武器 】旋棍。銃としても扱えるように改造されている特別製。

【 備考 】徐 蘭雷の双子の妹。姉を敬愛すると同時に哀れみの気持ちを抱いている。彼女たちはふたりでひとつであり、片方が欠けては成り立たない存在なのだ。

《 後天性魔力欠乏症 》を患っている。体内の魔力を生成する機能が衰えており、生命を維持するための最低限の魔力も自分では作れない。本来なら、少量の魔力を他者から受け取り、魔道具で機能を補完する。しかし彼女の場合、人並みに魔法が使える程度の魔力を有しており、それらを全て姉の魔力で補っている。理論的には問題ないのだが、魔力を与える側の負担は計り知れない。今の彼女は姉なしでは成立しない、ということだ。

柔らかな雰囲気が人に好かれやすく、やたらと顔は広い。だが、交友関係の広さに対して、気の置けない友人というのは極わずか。それ故か、心を許した相手には依存傾向あり。

【 名前 】徐 蘭雷（ ｼｭ ﾗﾝﾚｲ ）
【 性別 】女
【 年齢 】17
【 学年 】1年生（留年）
【 寮 】オニキス寮

【 性格 】つっけんどんで人付き合いが苦手な女の子。無愛想で馴れ合いなどもあまり好まない。自分に正直で、言いたいことはちゃんと言う。ある意味、真っ直ぐな子なのかもしれない。ストレートな物言いにさえ慣れれば、良好な関係も築ける可能性はある。彼女の行動の価値基準は、” 己がどうしたいか ”という一点のみ。それがイコールで双子の妹へと直結しているのはもはや周知の事実。

【 容姿 】癖っぽい亜麻色の髪。セミロングほどの長さで、ハーフツインに結われてお団子に。前髪は向かって左側に流している。ターコイズの瞳は緑とも青とも言い難い絶妙な色合い。妹よりも少し焼けた肌色は生まれつき。左頬に大きな傷跡があり、本人曰く「ツィと姉妹であることの証」だそう。身長は152cm。右耳には妹の持つピアスの片割れを着けている。オニキスの宝石はチョーカーとして首元を彩る。／ 規定の制服をちゃんと着こなしている。スカートの丈は膝上でサスペンダーを装着。ニーハイソックスもお忘れなく。焦げ茶色のローファーはふたりのお気に入り。

【 得意魔法 】雷魔法。稲妻が走るほどの威力はないが、帯電させたりするには十分。


『 一切都是为了你 』
利益となるもの（魔力、自分に向けて付与された強化魔法、幸運etc.）を相手へと施す魔法。あくまでプラスとなるものしか施すことは出来ない。故に、痛みなど相手にとって不利益となるようなものを施そうとしても魔法が発動しない。また、代償は彼女自身が持ち得るものからしか支払えない。仮に腕を欠損した者へ、代わりの腕を施そうと思ったならば、彼女の腕はたちまち消えてしまうでしょう。これはやさしい自己犠牲の魔法。

＿＿＿＿わたしの全てはあなたのために。

【 SV 】「徐 蘭雷。それ以外に必要？もういいよね、はい、さよなら。」
「科学も魔法も関係ない、あたしの役に立つのなら何だって使う。それが一番合理的だわ。」
「……つまんないこと言わないで。あたしもキミも貴重な時間は無駄にしたくないでしょう？要件があるならさっさと言う、ないならとっとと去る。はい、どっちかしら。」
「ツィは可愛いでしょう。知ってるわ、だってあたしはあの子のお姉ちゃんだもの。」
「いい加減にして頂戴。そんなに雷に撃たれたいなら素直に言うべきよ。喜んで引き受けてあげるわ。」


「　ただの姉妹だと思わないで。あたしとツィはふたりでひとつなの。　」

【 武器 】多節棍

【 備考 】徐 翠風の双子の姉。何よりも妹への執着が強い。彼女たちはふたりでひとつであり、片方が欠けては成り立たない存在なのだ。

魔法によって毎日欠かすことなく、自身の魔力を妹へと施している。平均より多い魔力を有している彼女でも、そのことによる体への負担は壮絶なものだが、それを妹の前では決して見せない。彼女の命が絶えないように、あの子が当たり前の生活を送れるように。

オニキス寮に所属しているが、科学分野の授業も選択している。知識としてはどちらも申し分ないのだが、魔法分野においては試験の際に実力が十分に発揮できていない様子。

[ 名前./ ] 響姫 杏沙( ひびき あずさ )
[ 性別./ ] 男
[ 学年 ] 1年/16
[ 寮 ] エメラルド寮

[ 性格./ ]
ふわふわとしていて、大人しそうな性格。かなりの人見知りで、人と接するのが少し苦手。芯はしっかりとしていて正義感が強く、悪いことは許さない。大人っぽい一面を見せることもあるが、基本は学年のことも相まって子供のような扱いをされる。それが嫌で反抗するのだが、その姿は小動物と見間違われることが多々ある程。話しかけてもビクッとして逃げてしまうことが多い。そのくせ逃げ足は早いため、初対面で彼を捕まえるのは容易くない。慣れてくると色々と尽くしてくれたりするし、料理を振舞ってもくれることもあるだろう。ちなみに料理の腕はそれなりに高かったりする。交友関係は狭く深く。人数は少ないけれど、その分仲良し度が高いことが多い。
恋に関してはとても疎く、自分の恋心に気が付くのも遅ければ、相手からの好意に気が付くのも遅い。その上、他人から甘やかされるとどうしていいかわからずに困惑してしまうため、ちょっと避けがちになってしまう。
頭の回転が早く、テンパっている時でも、如何にして逃げ切るかの最善手を選びとることが出来る。過去にもこれで大事なものを守ることが出来た。

[ 容姿./ ]
ふわふわとした髪質の栗色の髪で、軽くウェーブしている。背中の辺りまで伸びていて、それを白いリボンでひとつに結んでいる。横髪で耳は隠すようにしている。目は深緑色で少しタレ目。左耳には宝石のはまったイヤリングをしている。ピアスではない理由は、痛いのが苦手だから。いち男性としては平均的な体つきをしているが、腰が少し細め。左目の下に泣きぼくろがあるのは、幼い頃からよく泣いていたからだろうか。
赤面症で、特に何も無くとも頬が赤く染まっており、そのオドオドとした態度もあいまってか誤解されがち。
いつも眉は困ったように下げられていて、上がる時は好物を目にした時くらいのものだろう。初対面と話す時は、怖いのか、手を前で祈るように組みながら話す癖がある。ワイシャツのボタンは上までしっかりと留められていて、如何にも優等生らしさが伺える。靴は少しヒールがあるため、実際の身長は168cmと随分小柄だが、少しだけ身長を盛って大人にみせているのだそうだ。効果はそんなにないが。顔つきはまだ幼さの残る顔。

[ 得意魔法 ]
自分の触れている植物の成長を促すもの
種から花を咲かせるまでできる。
自分の魔力を吸って成長させているので、消耗は激しいがその分吸わせれば吸わせるほど自分の意のままに植物を自由に動かせるので、逃げる際の足止めなんかに使うことが多い。

[ 備考./ ]
好きな物は うさぎとハーブティーとチョコレート。嫌いなものは 押しの強すぎる人と大きい声を出す人。学校で飼っている動物の世話を進んでやっていたり、花壇の世話なんかもやっている。ただ、そんなことをしていても、時たまに怖い人に絡まれるとどうにもならないのも悩み。そのくせ、他人が絡まれていると、震えながらも助けようとするのだから正義感の強さだけは1級品だろう。一見スポーツは苦手そうに見えるのだが、色んな人のために走り回っているので、体力だけはついている。ただ、球技系は全部あらぬ方向にすっ飛んでいくので、苦手と言えるだろう。

[ SV./ ]
｢僕は、杏沙って言います...、宜しく、お願いします...！｣
｢ 待ってくださ、まだ、まだあげるとは一言もｯ...！あ、なんでもない、です.....｣
｢どこから湧いて出たんですか貴方ｯ？！やめてください、近寄らないでｯ！それ以上来たら警察呼びましゅからねｯ！？｣
｢どうです...？美味しいですか...？そっか...、えへへ...、自分で作ったご飯を美味しいって言って貰えるの、凄く嬉しいです。｣
｢あ、う、ぶつかっちゃって、ごめんなさい.....僕にできることなら何でもするから、命だけは取らないで...！｣
｢えっ、や、僕はお話聞いてるだけで充分楽しいよ...？君の声、もっと聞かせて欲しいなぁ...なんて。｣

名前:Michel clifford baker (ミシェル・クリフォード・ベイカー)
性別:男
年齢:14(飛び級)
学年:1
寮:エメラルド寮
性格:ふんわりおっとり、向上心少なめ。でもやる事はやる。なぜなら寝たいから。動物が好き。何故か動物からも好かれる。
容姿:制服を着ていると余計に目立つ、白い髪、白い肌。そして紅眼。俗に言うアルビノ。エメラルドのついたネックレスを首に掛けている。背は低く中性的な顔をしてるため、初見はまず女子と間違われる…がれっきとした男である。
魔法1:「Shock Blast」今までに体験した事のある「衝撃」を倍化、放出する魔法。
魔法2:「More Reach」生物、物体、空間といったあらゆるものを引き寄せる魔法。しかし幸運や勝利など概念的な物は例外。
SV:「…んぁ。どぉも？初めましてぇ…？」「僕の名前…？Michel clifford baker…クリフでぃーですよォ？」「んなぁ…いいおてんき…ｽﾔ…」「ねぇ…この子痛いってさぁ…やったの…お前ら？」
備考:14にしては賢く…何よりとんでもない高純度の魔力の持ち主。故に飛び級で入学できたらしい。魔法を多少乱用しても魔力消費は少なめ。ただ充填には少々時間が掛かる。喧嘩は嫌い。正確には痛いのが嫌い。動物いじめる奴はもっと嫌い。

・名前→デイビット・レッシェル
・性別→男
・年齢→26
・魔法学科教師
・寮→主にオニキス寮を担当
・性格→自由奔放な遊び人といった印象を抱かせるちゃらんぽらんな性格。マジメに講義をしたことがないがしっかりと授業内容は課題範囲であり、仕事はきっちりとするようだ。何時もヘラヘラとしているが本人曰く、ハッピーならどんな形でも笑顔でいたいから、だそう
・得意魔法→
・リペア=治癒魔法。大抵の怪我ならば応急処置程度にまで済ませてやれるがそこから先は専門家に任せている。いわば一時しのぎの魔法。
・ヘディック=相手に頭痛を起こさせる。気分が悪くなり立っていられなく成るほどの体調不良を起こす。その原因は相手の脳血管を頭痛が起きる程度まで押し広げてホルモンバランスを狂わせるためである。しかしこれも相手を押さえつけておくだけのもので、相手によっては効かない、耐えられてしまうこともある。
・SV→
「あー、俺はデイビット。ただのデイビットだ」「ん？これか？葉巻は大人になってからだ。大人の嗜好品をねだるんじゃねーよっ」「ハッハッハッハッ、、、いいじゃないの、愉快な方がハッピーだろ？ハッピーな方が調子いいもんだ」
・概要→
重度のヘビースモーカー。何時も葉巻を口に咥えていて匂いも微かに体に纏っている。だが悪いモノではなく、むしろ鼻が通るような匂いだ。無精髭とボサボサの髪を一纏めにしたヘアースタイル。ハッキリいってだらしないがしっかりと授業は遂行する。放課後、学生の溜まり場になっている箇所に出現しては生徒と交流を深めたり、誰もいないところで葉巻をふかしているところが目撃されている。
一ヶ月前に入ってきた教師で、本人の体は上半身の右側が女性の体になっているという噂が流れている。体が女体化する病気では？もしかして元々女性だったのでは？と噂が絶えない、不思議な面もある