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エビフライさん (8d76x62p)2022/7/24 18:25 (No.29371)削除【名前】
貴船 クリムレット・ヴィスター[キフネ]
・ハーフである為、苗字が2つある。
・名前に当たるのがクリムレット。略してクリム先生
【性別】男
【年齢】28歳。
【担当教科】
・魔法詠唱呪文学
魔法を扱うための入口ともいえる教科で、1〜3年生を対象に教えている。1年生の間はいくつもある呪文を頭に叩き込むだけの座学であるが、2年生になってからは習っただろう呪文を詠唱するという実技に変わる。3年生になると座学と実技を交互に行い、更に難易度が高い『完全詠唱』『二重詠唱』『古語詠唱』等複雑な呪文を教えこまれる事になる。
【性格】
・一人称はオレサマ。生徒を呼ぶ時はオコサマ、オマエサマ、○○など。同僚には先生、○○先生、○○、○○さんなどだが、シェンだけはクソ陽キャ呼ばわりをしている。
・陰湿な顔立ち通り、大人しそうな生徒や真面目そうな生徒をターゲットにこき使うし、イタズラをしかける。過去の経験から、自分のように根暗そうな子や大人しそうな子は何があるか1番分からない(察知できない)為、とても気にかけている。そういう子達にはよく話かけるし、何かありそうだと直ぐに察知して手を焼くなど、意外と良い先生をしている。
・逆にクラスメイトの人気者みたいな、陽キャ属性や反抗するような不良は避けている傾向がある。なんなら減点が厳しく、よくまじないの対象にするなど忖度が凄まじい。こういう奴らは同僚のシェンが見てくれる為、自分じゃなくてもいいなと思うからでもある。ただ、勉強熱心な子を疎かにするわけではないので、陽キャだろうと不良だろうがちゃんと頑張っていれば、嫌々ながら点はくれるし、頑張りや努力を見てくれる。
・おばあちゃん子であるからかおばあちゃんなどの老人に好かれやすく、よく絡まれている。おばあちゃんは嫌いではないので、絡まれても嫌な顔はしないし困っていたら率先して助けたりするので、本当に根は優しい。
・笑い方が特徴的で死を連想するような、『シシシ』と笑う。
・恋愛経験はまったくなく、目の前でイチャコラしているリア充を見ると妬ましく思う。バレンタインデーやホワイトデー、クリスマスで騒ぐ陽キャ共を嫌っている。
・おばあちゃんの教えにより、女性を殴ったりなどの手は絶対に出さない。上に姉がいるのもあって、女性事情は察するし紳士的。
・仲のいい教員仲間がいる訳でもないので、食堂ではボッチ飯をしており、好物のうどんを啜っている。酒やタバコは苦手で、飲まないし吸わない。
・虫とか触れるタイプで、まじない用によく捕まえている。
【容姿】
・藤色の髪は、目が隠れてしまうほどに前髪が長く、横髪共にパッツン切り。後ろ髪は長髪で下元に結ってある。
・大きなアホ毛。
・目付きが悪い緋色のツリ目で、目元にクマがある。髪が長いのもあって、目にはいつも影ができている。
・血色の悪い薄い肌で、陰湿そうな顔してると言われる。
・歯並びが良い
・唇の左下にホクロがある。
・滲んだ白緑色のニット服を着ていることが多いが、流石に夏になると割と涼しい服を着ている。
・ここだけの話、下っ腹が少し出ているからもちっと掴めるしやわこい。
・ヒールブーツを履いてる。
・身長は171cm
・五寸釘と小型ハンマーを持ち歩いている。
【魔法について】
・魔法を使う際に何かの工程を踏まえる、魔法詠唱呪文やまじない、占いを得意としている。
・魔法詠唱呪文に関しては、担当教科であるが故にほとんどの呪文を知っている為、全て扱える。だが必ず詠唱しなければならないというデメリットがある上に、詠唱内容を知っている相手だと対策されてしまう。更に呪文内容を間違えれば、詠唱ミスとなって自分に跳ね返ったりデバフがつく場合があるので、かなりの集中力もいる。勿論対策として詠唱破棄や無詠唱も扱えるには扱えるが、本来の威力よりも落ちるため、押されてしまったりする。ただその分、複雑な完全詠唱や二重詠唱等ができてしまえば、その威力は凄まじいものになる為、詠唱し始めたやつから集中して倒すのは常識である。
・まじない、すなわち呪い。だが、人を呪わば穴二つということわざがあるように、あまりに強力すぎる呪いは自分に跳ね返ってくることが多々ある。その為、人を殺すような呪いは自分も死ぬハメになるため、決して使わない。まじないを使う時は単なる嫌がらせやイタズラが大体である。また、まじないというだけあってまじなう工程も行わないといけないため、その工程が上手くいかなかったり、条件が悪かったりすると不発に終わるどころか自分が呪われるハメになるので、そうバンバン使えるようなものではない。実戦には向いていないと言える。
・占いではまじない同様に条件が必要であったり、占う手順工程に習わないと占えなかったりする。ただ占えるだけで何かをどうこうするという能力があるわけでもなく、必ずしもそうであるとも言いきれないため、デメリットはほぼない。
【よく扱うまじないについて】
・《身代わりの人形》自分の髪の毛と血が入った人形。呪いの身代わりにもなり、病魔などの状態異常を全て引き受けるもの。しかし、身体に致命傷を負うとその人形は1発で壊れるため、消耗品である。
・《不幸のプレゼント》虫の足だけや、猫の死骸など不吉や気味の悪いものを詰め込んだ箱や袋。コトリバコと同じ原理だが、人を殺す程の効力はない下位互換である。受け取った人が嫌な夢を見るだとか、タンスに小指をぶつけるだとかとにかく嫌がらせのものでしかない。燃やして捨てればその効力は失われるが、そこら辺に捨ててはいけない。捨てれば次の犠牲者が増えるだけである。
・《ヒトガタ》藁人形もこれに類し、呪いたい対象の髪の毛や爪、血を含んだ人形を扱う。これは人の形をしていれば藁でなくても木でも作ることができ、その作った人形を弄り回せば対象もまるであやつり人形のように動く。針で腹をつつけば腹痛を引き起こさせたり、頭痛を引き起こさせたりいい玩具である。対処としては、自分の人形を奪い返して自分で燃やすしかない。誤っても埋めては行けない。埋めたら深い眠りにつくことになる。
・《オモイ釘》少量の魔力と呪いが込められた釘。形状は五寸釘と同じだが、この釘にオモイをのせながら打ったものはそのオモイに答えるように呪いを発揮する。それは良い結果にも悪い結果にもなる。しかし、釘を引き抜かれると効果が失われてしまう。釘の重さはオモイの強さに比例する。
・《目陰》目を前髪で隠し、その状態でものを見ると、そのものの状態や異常を把握することが出来る。前髪を上げられたり光魔法を使われると見えなくなる。
…等。
【詳細】
・母方は代々人々を視るという占い師で、父方は代々神を祀る寺を護ってきた巫。どちらも視える家系で、クリムはその中でも人の憎しみ恨みなど裏側が見えてしまう目陰を持っていた。家族の中で目陰を持つのは、父方の親戚の叔母しかいなかったがために理解されず、不吉な子として親戚の叔母によく預けられることになる。
・父と母に捨てられた、兄と姉ばかり可愛がられていると当時擦れていたクリムを、叔母は本当の親のように可愛がった。そのお陰で陰湿にはなったが、非行を起こすなどの悪い道には走らなかったされる。寧ろ叔母のお手伝いをしたり、手のかからない子だったようだ。
・当時占いやまじないで使えるからと、髪を伸ばすように叔母に言われたことを守り、長髪ヘアーであった。だが、その長髪ヘアーは女の子のようだと陽キャに言われ、いじめられる要因になってしまう。しかし、クリムはいじめっ子に(直接)仕返しせず(できなかった)にぐっと堪え、陽キャよりも魔法をうまく使っていじめてきた陽キャを見返したのを、叔母は評価した。そして『お前様は頭の良い子だから先生になりなさいな』と言われたことがきっかけで、教師を目指すようになった。
・とある企業が叔母の住んでいた土地を欲しがったが、クリムが帰ってくる場所だからと叔母はそれを拒否した。それに怒った社長に叔母は殺されてしまい、殺されたことを知ったクリムは非常に恨んでいる。だがやり返そうとは思っていない。何せ叔母に『殺しはいけないよ。女に手を出すのと同じくらいやってはいけないからね。』と教わったからだ。そしてまだその社長の(養子)娘がグローリア学園にいることには、気付いていない。
・教師歴7年目で、5年目にてグローリア学園に転勤してきた。
・転勤する前の勤めていた学校で、問題を起こした女子生徒を庇って両脚に重症を負い、立つことも出来なくなってしまっていた。その為、一時的に休職していたらしい。何とか走れるくらい、リハビリなどの治療を約1年間ぐらい専念し、後にグローリア学園に転勤復帰している。…だが、まだ後遺症が残っているらしく、長時間足を動かしたりすると特に酷かった左足が痛くなって動かなくなるようだ。
・グローリア学園では寮内に住んでおり、オニキス寮側に居る。
【SV】
「シシシ…、オレサマは貴船 クリムレット・ヴィスター。担当教科は魔法詠唱呪文学だ。入学したてのオマエサマ達は、魔法を扱える者もこれから学ぶ者もいるだろう。なぁに、心配することはない。……そう、最初は座学!大人しく座って脳ミソ使えよ、オコサマ達!シーッシッシッシッ!」
「どーした、一番後ろの左から2列目のオコサマ。体調は悪くなさそうに見えるが……。シシシ、まさか寝ているんじゃぁ〜ないだろうなぁ?………はぁ。おい、起きろオコサマ。オレサマの授業で寝るとは、ただ評価を落とされるだけではないと、知らないみたいだなぁ?」
「……随分制服が汚れているみたいだが、今日は実技の授業でもあったのか?ほーぅ?そうかそうか、ならばオマエサマの活躍っぷりを、担当の先生にでも聞いてこようかなぁ〜…!…………はぁ、あまり自分を追い込むな。それで潰れてしまっては意味が無いぞ。」
「……くぁぁっ、なんだオコサマか。こんな夜更けに何の用だ、消灯の時間はとっくに過ぎているだろう?……ぁ?授業で分からない所がある?……オマエサマ、そういうのは昼間に言ってほしいのだが。……それに、それはオレサマの担当教科ではないだろう。そいつの所に行って教えてもらってはどうだ。…………ア"ー"!騒ぐな!なんでそんなにオレサマがいいのか分からないが、この時間に騒ぐのはヤメロ!あのクソ陽キャ来てしまうだろ。…………まったく、分かったから黙って部屋に入れ。」
「それをしてはダメだってことを授業で習わなかったのか!オマエサマには尽く呆れさせられる…!……あ?オレサマの足の事は今はどうでもいい、今はオコサマ。オマエサマが優先だ。……じゃなきゃ、教師であるオレサマがここにいる意味がないだろ。」
「まて、端子!そっちには行くな…っ!!」